スペースシャワーとSKIYAKIの株式交換による経営統合と配当金、株主の今後について(2024年3月28日廃止)
SKIYAKIが上場廃止になる理由について
2023年11月10日、東証スタンダード上場のスペースシャワーネットワーク(4838)とグロース上場のSKIYAKI(3995)は、株式交換による経営統合を発表しました。
・SKIYAKIは2024年3月28日上場廃止
・スペースシャワーネットワーク「1」、SKIYAKI「0.76」
・SKIYAKIの2024年1月期の期末配当:1株5円
SKIYAKIは2024年3月28日(木)に上場廃止になります。最終売買日は3月27日(水)です。
重要な株式交換比率は、スペースシャワーネットワーク「1」に対して、SKIYAKI「0.76」です。上場廃止後、SKIYAKIの1株はスペースシャワーネットワーク0.76株に換わります。
例えば、SKIYAKIを100株保有する株主はスペースシャワーネットワーク76株になります。スペースシャワーネットワークは76株で取引するので、76株が単元未満株です。
単元未満株はSBI証券やマネックス証券などのネット証券を利用すれば、普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえます。
(2024年3月27日まで)SKIYAKI・・・100株
(2024年3月28日から)スペースシャワーネットワーク・・・76株
上の100株の株主はこのように換わります。
なお、スペースシャワーネットワークは株式交換が終わったら、4月1日(月)からスペースシャワーSKIYAKIホールディングスとして上場します。
SKIYAKIの今後の株価について
両社の株価は「1」と「0.76」に近づくように動きます。サヤ寄せです。
11月10日時点で、スペースシャワーネットワーク568円、SKIYAKI435円です。仮にスペースシャワーネットワークの株価が動かないとすると
568円×0.76=431.68
となり、SKIYAKIは約4円割高です。ただし、スペースシャワーネットワークの株価も動くので
・スペースシャワーネットワーク1,000円、SKIYAKI760円
・スペースシャワーネットワーク500円、SKIYAKI380円
の可能性もあります。
親会社であるスペースシャワーネットワークの株価が上がれば、子会社のSKIYAKIの株価も上がる。逆に親会社が下がれば子会社も下がる。この傾向が上場廃止まで続きます。
SKIYAKIの配当金について
SKIYAKIは1月決算企業です。毎年7月末に中間配当、翌年1月末に期末配当の権利がもらえます。
2024年1月期の期末配当については、1株5円を予定しています。権利付き最終日は2024年1月29日(月)です。
SKIYAKIの上場廃止後、スペースシャワーSKIYAKIホールディングスの配当金がもらえます。