日本アンテナの株式交換による上場廃止と株主の今後について
2024年4月25日、東証プライム上場のエレコム(6750)は東証スタンダード上場の日本アンテナ(6930)を株式交換で完全子会社化すると発表しました。
日本アンテナが上場廃止になる理由について
日本アンテナはエレコムの完全子会社になります。2024年8月~9月に最終契約で、2024年10月~11月に上場廃止になる予定です。
重要な株式交換比率は未定です。
日本アンテナの株主の今後について
日本アンテナの株主は、上場廃止後にエレコム株に換わります。
仮に、エレコム「1」、日本アンテナ「0.34」だとすると、日本アンテナ100株を保有する株主は、エレコム34株になります。エレコム株は100株単位で取引するので、34株だと単元未満株です。
単元未満株はSBI証券やマネックス証券、auカブコム証券などのネット証券を利用すれば、普通に売買できます。株数に応じてエレコム株の配当金ももらえます。
(上場廃止前)日本アンテナ100株
(上場廃止後)エレコム34株
日本アンテナ100株の株主は、このように換わります。
なお、「1」と「0.34」の比率は4月25日終値で計算しています(エレコム1,488円、日本アンテナ508円)。最終契約のときに詳細な数字がわかります。