株で困ったら読むブログ

(4)の続きです。

本日9月10日（木）は、新株予約権の売買最終日でした。

新株予約権を保有している投資家は、9月16日までに1株16円で新株を購入するか、もしくは、株式市場で売却できます（できました）。

CAICA新株予約権日足チャート

9月10日終値1円。一般的に、新株予約権は上場廃止日が近づくと、値段も少しずつ下がります。

CAICAの新株予約権は、9月9日に1円をつけた後、投資家の処分売りが起きました。10日も2円で成立するのは、ごくわずか。ほとんど1円です。

期待していたマネーゲームもナシ。ライツにしては、もの足りない結果です。

CAICA日足チャート

同じ時期の親株（本株）のチャートです。10日終値18円。

マネーゲームがなかった原因です。株価が上がる情報もなく、右肩下がりでした。

親株の株価と新株予約権の値段は連動します。株価が上がると新株予約権の割安感が出てくるので、新株予約権の値段も上がる、という仕組みです。

しかし、親株が動いてくれないと、新株予約権は単独で動けない。これでは新株予約権も上がりません。

新株予約権の株主の今後について

新株予約権の売買が終了したため、新株を買う予定のない方は、このままだと新株予約権が消滅します。

投資資金に余裕があれば、新株を買って株価の上昇を待つことができます。

新株購入後、10月末まで株主を続けると、100株につきCAICAコイン（トークン）がもらえます。

6円弱なので微々たるものですが、手続きを経験してみるのも良いでしょう。

なお、CAICAコインを受け取るには、取引業者Zaif（ザイフ）の口座が必要です。