エー・ディー・ワークスのライツ・オファリング2019(4)
エー・ディー・ワークスのライツ・オファリング2019(3)の続きです。
本日8月19日(月)は、新株予約権の売買最終日でした。
新株予約権を保有している投資家は、8月23日までに1株33円で新株を購入するか、もしくは、株式市場で売却できます(できました)。
エー・ディー・ワークス新株予約権日足チャート
8月19日終値1円。一般的に、新株予約権は上場廃止日が近づくと、値段も少しずつ下がります。
ただ、今回は値下がりのペースが速くて、7月末から1円売り気配になっていました。1円で買う投資家がいないので、1円で売りたい投資家が順番待ちをしている状態です。
上場初日(7/11)と2日目(7/12)だけ値段が上がりましたが、マネーゲームと呼ぶには、もの足りない結果となりました。
エー・ディー・ワークス日足チャート
同じ時期の親株(本株)の日足チャートです。19日終値33円。
新株予約権は1株33円で新株を買うことができる権利です。わざわざ新株予約権を使わなくても、株式市場でいつでも33円で買えました。
32円の時もあり、新株予約権のニーズが全くなかったと言えます。
株価を刺激する材料もなく、おとなしい値動きでした。
新株予約権の株主の今後について
新株予約権の売買が終了したため、新株を買う予定のない方は、このままだと新株予約権が消滅します。
投資資金に余裕があれば、新株を買って株価の上昇を待つことができます。
新株購入後、9月末まで株主を続けると、1株につき1.65円の感謝配当(中間配当)がもらえます。
ライツの手続きを経験するのはアリかもしれません。