グローバルインフォメーションのTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格1,680円)
2026年5月20日(水)、株式会社ユーザベース(非上場)は、東証スタンダード上場のグローバルインフォメーション(4171)に対してTOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。
グローバルインフォメーションのTOB:完全子会社化による上場廃止
このTOBは、ユーザベースが一般株主の保有する株式をすべて取得し、完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続が完了すれば、グローバルインフォメーションは上場廃止となる見込みです。
株主が保有株を売却し利益を確定させるには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOB条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):1,680円
2. 買付期間(TOB期間):2026年5月21日(木)から2026年7月1日(水)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年7月8日(水)
4. 買付予定数(下限):1,983,600株
5. 公開買付代理人(応募窓口):SBI証券
6. 配当:2026年12月期の配当はTOB成立を条件に無配
グローバルインフォメーションの株価見通し
TOB発表当日(5月20日)の終値は1,244円でした。TOB価格の1,680円は終値を大幅に上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。
グローバルインフォメーションのTOBに応募するメリット
グローバルインフォメーションのTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株1,680円で確実に株式を売却できることです。
具体的には、グローバルインフォメーションの株式を保有している証券会社からSBI証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年7月8日(水)以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
グローバルインフォメーションは12月決算企業です。配当の基準日は毎年6月末(中間配当)と12月末(期末配当)に設定されています。
2026年12月期の配当については、TOB成立を条件に、前回予想の52円から無配(0円)へ修正されました。なお、TOBが不成立となった場合は、配当方針が再度検討される可能性があります。
グローバルインフォメーションのTOBと株主への影響
チャート画像に引かれた黄色の線は、今回のTOB価格1,680円を示しています。この水準より安く購入した株主は含み益、高く購入した株主は含み損となります。グローバルインフォメーションの上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則としてSBI証券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
(2)5月21日(木)はストップ高比例配分になる可能性があります。市場でスムーズに売却できるのは、株価がTOB価格に近づく5月22日(金)以降になる見通しです。








