アルファグループの上場廃止と配当金、株主の今後について(買取価格900円、2025年2月10日廃止)
2024年11月13日、東証スタンダード上場のアルファグループ(3322)が上場廃止を発表しました。
アルファグループが上場廃止になる理由について
会社側が一般株主の保有株を全部買い取り非公開化するため、アルファグループは上場廃止になる予定です。買取価格は1株900円です。
上場廃止日は2025年2月10日(月)、最終売買日は2月7日(金)です。2月13日(木)以降に『900円×株数』の投資金額が戻ってきます。
(例)900円×100株=90,000円
(例)900円×1,000株=900,000円
アルファグループ株価の今後の見通しについて
・11月13日:610円
・11月14日:710円(+100)
・11月15日:860円(+150)
・11月18日:900円(+40)
11月13日の終値は610円です。11月14日から株価が上昇し、買取価格に近づく見込みです。18日に買取価格付近に到達した後、上場廃止まで横ばいが続く見込みです。
アルファグループの配当金について
アルファグループは3月決算で、期末に一括配当を行う銘柄です。毎年3月末に期末配当の権利を得ることができました。
2025年3月期の期末配当は、権利確定日前に上場廃止となるため、配当は実施されない見込みです。
アルファグループの株主の今後について
アルファグループの月足チャートです。買取価格と直近の高値が同じ水準であるため、多くの株主は含み益が出ている状態です。
アルファグループの上場廃止が決定すれば、株主の損益も確定します。
900円での買い取りは、2025年1月10日開催の臨時株主総会で承認されると実施されます。関心のある方は株主総会への参加を検討してみてはいかがでしょうか。