ツインバードのTOBによる上場廃止の可能性と配当金、株主優待、株主への影響について(TOB価格800円)
2026年6月19日(金)、株式会社ジャパネットホールディングスは、東証スタンダード上場の株式会社ツインバード(6897)に対して、株式公開買付け(TOB)を開始する予定であることを発表しました。
ツインバードのTOB:完全子会社化による上場廃止
この取引は、ジャパネットが一般株主の持つ株式を買い取り、ツインバードを完全子会社化することを目的としています。今回の買い付けが成立し、その後の手続きが進めば、ツインバードは上場廃止となる見込みです。
株主が保有する株式を売却して利益を確定させるには、今後決定される期間内に今回のTOBに応募するか、株式市場で売却するかの方法があります。
TOBの条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):800円
2. 買付期間(TOB期間):2026年10月下旬から(30営業日)
3. 決済開始日:2026年12月上旬~中旬(予定)
4. 買付予定数(下限):7,270,800株
5. 公開買付代理人:みずほ証券
6. 配当:2027年2月期の中間配当(1株当たり3円)は実施予定
7. 優待:記載なし
ツインバードの株価見通し
TOB開始予定発表日の終値(6月19日)は391円でした。TOB価格の800円は終値を大きく上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。
ツインバードのTOBに応募するメリット
今回のTOBに応募するメリットは、これからの株価の動きを心配することなく、TOB価格である1株800円で確実に株式を売却できることです。
手続きを進めるには、ツインバードの株式を預けている証券会社から、今回の窓口となるみずほ証券株式会社へ株式を移し、応募の手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年12月上旬~中旬以降に株式の売却代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
ツインバードは2月決算企業です。配当の基準日は毎年8月末(中間配当)と2月末(期末配当)に設定されています。
2027年2月期の期末配当については、800円でのTOBが成立して上場廃止となった場合、一般株主は配当を受け取る権利を失います。なお、TOBが不成立となった場合は、配当が発表される可能性があります。
TOBによる株主優待の影響
ツインバードの株主優待は割引クーポンです。
一般的にTOBが成立して完全子会社化が進んだ場合は、株主優待も廃止となるケースがほとんどです。制度の取り扱いについて、今後、ツインバード側から正式な発表があるでしょう。
ツインバードのTOBと株主への影響
TOB価格の800円は、過去数年間の株価を大きく上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。ツインバードの上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則としてみずほ証券株式会社の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
(2)6月22日(月)から23日(火)にかけて、ストップ高比例配分が続く可能性が高いです。市場でスムーズに売却できるのは、株価がTOB価格に近づく24日(水)以降になる見通しです。







