エイジスのTOBによる上場廃止と配当金、株主優待、株主への影響について(TOB価格4,450円)
有限会社斉藤ホールディングスは、2026年2月19日(木)、東証スタンダード上場のエイジス(4659)に対し、TOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。
エイジスのTOB:完全子会社化による上場廃止
このTOBは、創業家の資産管理会社である斉藤ホールディングスが、一般株主の保有する株式を取得し、完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続きが完了すれば、エイジスは上場廃止となる見込みです。
エイジスの株主が保有株を売却するには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、株式市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOBの条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):4,450円
2. 買付期間(TOB期間):2026年2月20日(金)から4月6日(月)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年4月13日(月)
4. 買付予定数(下限):2,716,600株
5. 公開買付代理人:野村證券株式会社
6. 配当:TOB成立を条件に2026年3月期の期末配当は無配(0円)となる予定
7. 優待:TOB成立を条件に2026年9月期より廃止される予定
エイジスの株価見通し
TOB発表前(2月19日)の終値は4,110円でした。TOB価格の4,450円は終値を上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止まで4,450円近辺で推移することが予想されます。
TOBに応募するメリット
エイジスのTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株4,450円で確実に株式を売却できることです。
具体的には、エイジスの株式を保有している証券会社から、野村證券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年4月13日(月)以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
エイジスは3月決算企業です。配当の基準日は毎年9月末(中間配当)と3月末(期末配当)に設定されています。
2026年3月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配(0円)となる予定です。なお、TOBが不成立となった場合は、配当方針が再度検討される可能性があります。
TOBによる株主優待の影響
エイジスの株主優待はお米券です。毎年9月末の株主を対象に、年1回実施されてきました。
2026年9月末に権利が確定する優待については、TOB成立を条件に廃止されることが決定しました。これにより、2025年9月分が最後の実施となります。
エイジスのTOBと株主への影響
TOB価格の4,450円は、2月19日終値である4,110円を上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。エイジスの上場廃止が決定することで、株主は保有株式の売却により最終的な損益を確定させることになります。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則として野村證券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
(2)2月20日以降に株式市場で売却できます。







