大豊工業が決算未提出で監理銘柄(確認中)に指定される
9月17日19時35分、東証1部上場の大豊工業(6470)が、2020年3月期第1四半期決算を期限まで提出できないと発表しました。
3月企業の第1四半期決算発表は、毎年7月下旬から8月中旬に行われます。大豊工業は提出期限延長を申請し、9月17日までの承認を受けていました。
ところが、承認された期限にも間に合わず、今回の発表となりました。
今後、9月30日までに提出できないと、大豊工業は上場廃止になります。
大豊工業の今後の見通しについて
当社は、2019年9月30日までに2020年3月期第1四半期報告書 を提出すべく、監査法人と協議を進めてまいります。
会社発表の「今後の見通し」はご覧の通りです。この表現はよく見かけます。
仮に、決算が出せないと株価は急落し、上場廃止を前提とした株価になります。
逆に、期限までに提出できれば、安心感から株価が急騰します。
何とか間に合うといいですね。
大豊工業日足チャート
9月18日終値687円。前日比119円安(-14.76%)で年初来安値を更新しました。
上場廃止リスクを回避する投資家の売り注文が殺到しています。
ただ、この日の出来高が多いのは、決算が間に合ったときの株価急騰を期待した買いもあるためです。
ギャンブルですが、成功すると短期間で大きな利益が手に入ります。
うまくいくと良いですね。