ピクセルカンパニーズの上場廃止とマネーゲームについて(2026年1月16日廃止)
ピクセルカンパニーズが上場廃止になる理由について
東証スタンダード上場のピクセルカンパニーズ(2743)は、前社長による長期間にわたる不正会計と資金流用が発覚した後、東証から改善の機会を与えられたにもかかわらず、その後の対応や開示体制の不備が続いた結果、上場廃止が決定されました。
ピクセルカンパニーズは2026年1月16日(金)に上場廃止となります。売買最終日は1月15日(木)です。
ピクセルカンパニーズの残りの営業日を確認する
2025年12月(11営業日)
16日、17日、18日、19日、22日、23日、24日、25日、26日、29日、30日
2026年1月(8営業日)
5日、6日、7日、8日、9日、13日、14日、15日
2025年12月と2026年1月を合わせると、残りは19営業日です。ただし、売り注文が殺到すると、売りたくても売れない状況となります。
上場廃止決定前の12月15日終値は37円でした。この価格帯の制限値幅は上下30円です。12月16日(火)はストップ安になる可能性があります。
ピクセルカンパニーズに関しては、東証が2025年11月27日(木)から内部管理体制の不備で監理銘柄(審査中)に指定していました。
ピクセルカンパニーズの株主の中には上場廃止リスクを避けて、すでに売却済みの方もいらっしゃるでしょう。11月28日に株価が急落し、安値36円をつけています。
上場廃止決定前の株主は、できるだけ早く売却し、損切りすることをおすすめします。
ピクセルカンパニーズ上場廃止決定後の値動き
12月16日
始値9円、高値11円、安値7円、終値7円、出来高69,127,900株
12月16日の終値は7円ストップ安でした。取引開始直後は売り注文が殺到し、9時15分に9円で寄り付きます。19分に高値11円までリバウンドしましたが、39分に安値7円をつけました。
一日を通じて10円以下の取引が多く、13時以降は主に7円と8円での取引となり、7円での処分売りも数多く出ました。
しかし、マネーゲーム参加者も一定数存在したため、ストップ安比例配分とはならず、売りたい株主は確実に損切りを行うことができました。






