理研ビタミンが決算未提出で監理銘柄(確認中)に指定される
10月15日取引終了後、ドレッシングや乾燥ワカメなどでおなじみ、東証1部上場の理研ビタミン(4526)が、2021年3月期第1四半期決算を期限までに提出できないと発表しました。
・7月下旬~8月中旬(第1四半期決算)
・9月30日・・・第1四半期決算の延長申請、承認
・10月16日(延長後の提出期限)・・・間に合わない←今ココ
・10月28日(提出期限)・・・最後の締め切り
・提出できない・・・上場廃止決定
通常、3月決算企業の第1四半期決算は、毎年7月下旬から8月中旬に行われます。
理研ビタミンは、9月30日に延長を申請し、提出期限が10月16日までとなりました。
ところが、延長された期限にも間に合わず、今回の発表です。
今後、10月28日までに提出できないと、理研ビタミンは上場廃止になります。
理研ビタミンの今後の見通しについて
当社といたしましては、延長承認後の提出期限である2020年10月16日の経過後8営業日である2020年10月28日までに当該四半期報告書を提出できるよう、全力を尽くしてまいります。あわせて2021年3月期第1四半期決算短信につきましても同日の発表を目指しております。
会社発表の「今後の見通し」はご覧の通りです。
仮に、決算が出せないと株価が急落し、上場廃止を前提とした株価になります。
逆に、決算が間に合えば、安心感から株価が急騰します。
理研ビタミン日足チャート
10月15日終値1,950円。15日取引終了後に発表したので、16日以降の株価に影響すると思われます。
株価1,950円×100株=19万5000円
投資資金は約20万円。理研ビタミンは株主優待がありますから、間に合うことを期待して買うのはアリです。ただし、上場廃止になると株主優待もなくなります。
ハイリスク・ハイリターンですが、試して見る価値はあるでしょう。