ラピーヌ、時価総額10億円未満で上場廃止危機
2021年4月1日、東京証券取引所は、東証2部上場のラピーヌ(8143)が時価総額10億円未満により、上場廃止に係る猶予期間入りになったと発表しました。
猶予期間は2021年12月31日までの9ヶ月間。この期間までに、月間平均の時価総額と月末の時価総額が10億円に届かないと、ラピーヌの上場廃止が決定します。
ただし、事業計画改善書を提出しない場合は、2021年6月30日までに期間が短縮されます。
ラピーヌ日足チャート
・4月2日終値381円
・時価総額9億7805万1384円(株価381円×発行済株式総数256万7064株)
・時価総額10億円以上に必要な株価・・・390円
ラピーヌの今後について
2021年12月31日もしくは6月30日までに、月間平均の時価総額および月末の時価総額が10億円以上にならないと、上場廃止が決定します。
ラピーヌの場合、時価総額10億円をクリアするには、株価390円以上でないといけません。
時価総額・・・390円×発行済株式総数256万7064株=10億0115万4960円
以前は2021年1月28日から株価が急騰し、2月1日に高値610円をつけました。そのときの勢いがあれば、390円をクリアするのは簡単でしょう。
会社側の発表によると、事業計画改善書は6月30日までに提出する予定だとしています。時価総額10億円の期限は12月31日まで。
直近の株価とクリアまでの差は、たった9円です。おそらく、順調に値上がりすると10億円を達成するでしょう。
できるだけ早く値上がりして上場維持が決定すると良いですね。