プロルート丸光が有報未提出で監理銘柄(確認中)に指定される(提出期限2023年12月6日)
2023年11月2日取引終了後、東証スタンダード上場のプロルート丸光(8256)が2024年3月期第2四半期報告書を期限までに提出できないと発表しました。
東京証券取引所はこれを受けて、プロルート丸光を監理銘柄(確認中)に指定しました。上場廃止の恐れがあるため、投資家に対して注意喚起を行っています。
・10月中旬~11月上旬(第2四半期発表)
・2023年11月6日(提出期限)・・・間に合わない←今ココ
・2023年12月6日(提出期限)・・・最後の締め切り
・間に合わない・・・上場廃止
プロルート丸光は3月20日決算企業です。3月20日決算企業の第2四半期発表は毎年10月中旬から11月上旬に行われます。その後、有価証券報告書(四半期報告書)を提出する流れです。
プロルート丸光は11月6日の提出期限に間に合わないので、今回の発表となりました。
最後の締め切りである12月6日に間に合わないと、プロルート丸光の上場廃止が決定します。
プロルート丸光の今後の見通しについて
当社では、同四半期報告書の提出を早期に行うことができるよう、一時会計監査人の選任に向けて今後も最善を尽くしてまいります。一時会計監査人が決まり次第速やかにお知らせいたします。
なお、2024年3月期第2四半期決算短信についても、同年11月6日までの公表を見送り、後任の一時会計監査人の選任後に整合性等を確認の上、早期に公表したいと考えております。
会社発表の「今後の見通し」はご覧の通りです。
仮に間に合わないと、株価が急落して上場廃止を前提とした水準になります。逆に間に合うと安心感から株価が上昇します。
プロルート丸光は10月12日に粉飾決算の容疑で前会長と前社長が逮捕されました。12日後場から株価が急落しています。
しかし、11月2日には急騰し、高値33円まで回復しました。
6日から再び下落することが予想されます。プロルート丸光は、はたして間に合うのか注目です。