旧ど素人の株ブログ。初心者向け株式投資本を出版した管理人が、投資の苦手なネット株初心者でも取引できる株情報を提供中(当サイトは広告を含みます)。

ディー・ディー・エスが有報未提出で監理銘柄(確認中)に指定される

2022.08.10

2022年8月8日23時20分、東証グロース上場のディー・ディー・エス(3782)が2022年12月期第1四半期の有価証券報告書(四半期報告書)を期限までに提出できないと発表しました。

・4月下旬~5月中旬(第1四半期発表)
・2022年5月16日(提出期限)・・・延長申請、承認
・2022年6月15日(延長後の提出期限)・・・再延長申請、承認
・2022年8月8日(再延長後の提出期限)・・・間に合わない←今ココ
・2022年8月19日(提出期限)・・・最後の締め切り
・間に合わない・・・上場廃止

12月決算企業の第1四半期発表は毎年4月下旬から5月中旬に行われます。その後、有価証券報告書(四半期報告書)を提出する流れです。

ディー・ディー・エスは5月16日に延長申請を行い、提出期限が6月15日までとなりました。しかし、延長された期限に間に合わないため、再延長申請を行います。承認された結果、提出期限が8月8日までに延長されました。

ところが、再延長された期限にも間に合わなかったので、今回の発表が行われました。

再延長後の提出期限から8営業日以内である「2022年8月19日まで」に提出できないと、ディー・ディー・エスは上場廃止になります。

ディー・ディー・エスの今後の見通しについて

当社は、整理銘柄へ指定され上場廃止となることを回避することはもとより、すでに第1四半期報告書の提出や決算短信の開示が大幅に遅延していることを鑑み、現状想定し得る可能な限り早い時点(2022年8月12日)での提出・開示に努めてまいります。

会社発表の「今後の見通し」はご覧の通りです。

仮に間に合わないと、株価が急落して上場廃止を前提とした水準になります。逆に、間に合えば安心感から株価が上昇します。

ディー・ディー・エス日足チャート

ディー・ディー・エス日足チャート

8月10日終値46円。9日は30円ストップ安の64円でした。上場廃止リスクを避けた売りが殺到しています。

8月12日に発表・提出するとコメントしているので、リバウンドを期待して買うのはアリです。

ただ、8月11日は山の日で休場です。これからチャレンジするなら、12日が最後の買い場です。

続きはこちら(ディー・ディー・エス、提出期限に間に合ってストップ高)

関連記事

アーカイブ