久光製薬のMBOによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格6,082円、手続きはSMBC日興証券)
東証プライム上場の久光製薬(4530)は、2026年1月6日(火)にMBO(経営陣等による自社買収)によるTOB(株式公開買付け)を発表しました。
久光製薬のMBOによる株式非公開化と上場廃止
このTOBは、社長の資産管理会社であるタイヨー興産株式会社が久光製薬の全株式(一部を除く)を取得し、非公開化することを目的としており、成立した場合、久光製薬は上場廃止となる見込みです。
久光製薬の株主が保有株を売却する方法としては、TOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOBの条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):6,082円
2. 買付期間(TOB期間):2026年1月7日(水)から2026年2月19日(木)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年2月27日(金)
4. 買付予定数(下限):41,119,400株
5. 公開買付代理人(応募窓口):SMBC日興証券
6. 配当:TOB成立を条件に無配となる予定
久光製薬の株価見通し
株価がTOB価格に到達しました。今後、TOB価格付近で株価が推移すると考えられます。
TOBへの応募のメリット
久光製薬のTOBに応募するメリットは、TOB価格の6,082円で売却できることです。
具体的には、久光製薬の株式を保有している証券会社から、SMBC日興証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。SMBC日興証券で売却するときの手数料は無料です。
SMBC日興証券の公開買付手続きについて
(A)ログイン→メッセージボックス→公開買付けのお知らせ→取扱銘柄一覧→久光製薬(4530)を選択
(B)ログイン→お取引→公開買付け→取扱銘柄一覧→久光製薬(4530)を選択
SMBC日興証券にログインして、銘柄一覧から久光製薬(4530)を選択してください。AとBのどちらの方法でも確認できます。
TOBが成立した場合、2026年2月27日以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
久光製薬は2月決算の企業です。配当の権利確定日は毎年8月末(中間配当)および2月末(期末配当)です。
2026年2月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配(0円)となる予定です。TOBが不成立となった場合は、配当が再度検討される可能性があります。
久光製薬のTOBと株主への影響
TOB価格の6,082円は、2023年10月の高値である5,497円を上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。久光製薬の上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:すでに売却済み
(1)TOBに応募するには、原則としてSMBC日興証券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
TOB期間は「2026年2月19日まで」ですから、これから口座を準備しても十分に間に合います。
(2)株価がTOB価格に到達しました。急ぐ投資家はすでに売却済みでしょう。








