プラザクリエイトの株式併合と配当金、株主優待、株主の今後について
プラザクリエイトの株式併合のポイントについて
2023年5月9日、東証スタンダード上場のプラザクリエイト(7502)が株式併合を発表しました。6月29日開催の株主総会で承認されると実施されます。
・株式併合は「5→1」
・配当金の総額に変更なし
・株主優待の変更は記載なし(後日発表予定)
詳細は以下の通りです。
プラザクリエイトの株式併合の詳細について
2023年10月から、「5→1」の株式併合が行われます。
現在1,000株の株主は、株式併合によって200株に減少しますが、全体の投資資金は変わりません。
プラザクリエイトの併合前と併合後の変化について
(併合前)株価400円×1,000株=40万円
(併合後)株価2,000円×200株=40万円
株数が5分の1に減少しても、株価が5倍になるので、投資資金は変わりません。
2023年9月28日から株価が5倍になります。27日(水)までが併合前の株価、28日(木)から併合後の株価です。
なお、現在100株を保有する株主は併合後に20株に減少します。株式併合後も100株単位で取引するので、20株だと単元未満株です。
単元未満株は、SBI証券やマネックス証券、auカブコム証券などのネット証券を利用すれば、普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえます。
(2023年9月27日まで)プラザクリエイト100株
(2023年9月28日から)プラザクリエイト20株
上の100株の株主は、このようになります。
500株未満の株主は単元未満株になるので、単元未満株を避けたい場合は買い増しで500株以上にすると良いでしょう。
プラザクリエイトの配当金への影響について
プラザクリエイトは3月決算企業で期末一括配当を行っています。2024年3月期の期末配当から、併合後の株主が対象になります。
2023年3月期の期末配当については、1株10円を予定しています。2024年3月期の配当金も同じ水準であれば、
併合前1,000株、併合後200株の株主の配当金について
(2023年3月期)配当金10円×1,000株=1万円(税込)
(2024年3月期)配当金50円×200株=1万円(税込)
株式併合後に1株あたりの配当金額が増加しますが、株数が減少するので、配当金の総額は変わりません。
プラザクリエイトの株主優待への影響について
株式併合を発表した時点で、優待変更の発表はありません。ただし、併合後の条件が単元未満株になるので、後日発表されると思われます。
(併合前の優待)
(1)対象となる株主・・・毎年3月31日、9月30日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容:3月優待
・100株以上・・・写真雑貨1,500円相当
・300株以上・・・カタログギフト4,500円相当
・500株以上・・・カタログギフト9,000円相当(4,500円×2品)
・1,000株以上・・・カタログギフト13,500円相当(4,500円×3品)
(3)株主優待の内容:9月優待
・100株以上・・・優待割引券 兼 商品券500円分
プラザクリエイトの株主優待はカタログギフト等です。毎年3月末と9月末の年2回、優待がもらえます。株式併合前の優待条件に「100株以上」、「300株以上」が含まれます。
仮に、株式併合が行われると、「20株以上」「60株以上」となり、単元未満株に該当します。
おそらく、株主優待の権利がやってくる前に変更が発表されるでしょう。