リベルタの株式分割は6/27、配当金、優待変更、株主への影響について
2024年5月15日、東証スタンダード上場のリベルタ(4935)が株式分割を発表しました。
リベルタの株式分割の主なポイントについて
・株式分割は「1→2」
・2024年12月期の期末配当から影響あり
・2024年12月優待から新制度
詳細は以下の通りです。
リベルタの株式分割の詳細について
リベルタは2024年6月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行いました。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
リベルタの分割前の株価が1,200円のケース
(分割前)株価1,200円×100株=(分割後)株価600円×200株=資金12万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は12万円で変わりません。
2024年6月27日から株価が2分の1になりました。26日(水)までが分割前の株価、27日(木)から分割後の株価です。
リベルタの配当金への影響について
リベルタは12月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年12月末に期末配当の権利がもらえます。
リベルタの配当金について
・2023年12月期の期末配当・・・1株18円
・2024年12月期の期末配当・・・1株9円
2023年12月期の期末配当は1株18円でした。
2024年12月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。1株9円を予定しています。株式分割前で1株18円になるので、実質的な変更はありません。
分割前100株の株主(2023年12月期の期末配当)
配当金18円×100株=1,800円
分割前100株の株主の場合、配当金は1,800円(税込)もらえました。
分割後200株の株主(2024年12月期の期末配当)
配当金9円×200株=1,800円
同じ株主が2024年12月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は前期と変わりません。
2024年12月期の期末配当の権利付き最終日は2024年12月26日(木)です。配当金がほしい方は、12月26日までに買えば間に合います。
リベルタの株主優待について
(分割後)
(1)対象となる株主・・・毎年12月31日現在の株主名簿に記載または記録された600株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・600株以上・・・ポイント7,500円分、商品購入代金10%オフ
リベルタの株主優待は、オンラインショップ「Liberta!ONLINE STORE うれしいコトうれしいモノ」で使えるポイントと10%割引です。毎年12月末の株主は年1回、優待がもらえます。
2024年12月優待から新制度が適用されます。優待に必要な株数が「分割前300株以上」から「分割後600株以上」になりました。実質的な変更はありません。
リベルタの優待に必要な資金について(分割後)
・株価600円×600株=36万円
リベルタの分割後の株価が600円のケースです。リベルタの優待をもらうためには36万円の資金が必要です。
2024年12月優待の権利付き最終日は2024年12月26日(木)です。優待がほしい方は12月26日までに買えば間に合います。