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ヒノキヤグループの株式交換による上場廃止と株主の今後について(2022年4月25日廃止)

2022.02.14

2022年2月10日、東証1部上場のヤマダホールディングス(9831)はヒノキヤグループ(1413)を株式交換で完全子会社化すると発表しました。

・ヒノキヤグループは2022年4月25日上場廃止
・ヤマダホールディングス「1」、ヒノキヤグループ「6.2」

ヒノキヤグループは2022年4月25日(月)に上場廃止になります。最終売買日は4月22日(金)です。

重要な株式交換比率は、ヤマダホールディングス「1」に対して、ヒノキヤグループ「6.2」です。上場廃止後、ヒノキヤグループ1株はヤマダホールディングス6.2株に換わります。

例えば、ヒノキヤグループ100株はヤマダホールディングス620株です。ヤマダホールディングスは100株単位で取引するので、20株が単元未満株です。

(2022年4月まで)ヒノキヤグループ100株
(2022年5月から)ヤマダホールディングス620株

単元未満株は、SBI証券やマネックス証券などのネット証券を利用すれば、普通に売買できます。単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえます。

ヒノキヤグループの株価について

両社の株価は「1」と「6.2」に近づくように動きます。サヤ寄せです。

2月10日時点でヤマダホールディングス403円、ヒノキヤグループ2,126円でした。仮にヤマダホールディングスの株価が403円で動かないとすると

403円×6.2=2,498.6円

となり、ヒノキヤグループは約373円割安の状態です。ただし、ヤマダホールディングスの株価も動くので

・ヤマダホールディングス500円、ヒノキヤグループ3,100円
・ヤマダホールディングス300円、ヒノキヤグループ1,860円

という組み合わせもあります。

親会社「ヤマダホールディングス」の株価が上がれば、子会社「ヒノキヤグループ」の株価も上がる。逆に親会社が下がれば子会社も下がる。この傾向が上場廃止まで続く見込みです。

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