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中外鉱業の株式併合は2025/9/29、株主への影響について

2025年5月15日、東証スタンダード上場の中外鉱業(1491)は株式併合を発表しました。

中外鉱業の株式併合に関する主なポイント

・ 保有株数が20分の1に減少し、株価は併合前の20倍に調整される
・ 併合後も時価評価額に変化はない

中外鉱業の株式併合の詳細

中外鉱業は2025年9月30日を基準日、10月1日を効力発生日として、20株を1株に併合します。

例えば、併合前に2,000株を保有する株主は、併合後に100株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。

例:併合前の株価が70円の場合

・ 併合前:株価70円 × 2,000株=140,000円
・ 併合後:株価1,400円 × 100株=140,000円

この株式併合に伴い、2025年9月29日(月)が権利落ち日となります。9月26日(金)までは併合前の株価で取引され、9月29日以降は併合後の株価で取引が開始されます。

株式併合後の単元未満株の取り扱いについて

併合前で100株を保有する株主は、併合後に5株に減少します。株式併合後も100株単位で取引されるため、5株は単元未満株です。

単元未満株はSBI証券やマネックス証券などのネット証券を利用すれば、通常通り売買が可能です。

また、中外鉱業に対して株数を増やすための買増請求や、減らすための買取請求を行うことができます。具体的な手続きについては、中外鉱業の株式を購入した証券会社にお問い合わせください。

株式併合後の端株の取り扱いについて

併合前で20株未満の株式を保有する株主は、併合後に1株未満の「端株(はかぶ)」が生じます。端株は一括で売却され、2025年12月上旬に株主へ返金されます。

例えば、併合前に30株を保有する株主の場合、売却時の中外鉱業の株価が1,400円だとすると

例:株式併合前に30株を保有する株主の変化について

・ 併合前:単元未満株30株
・ 併合後:単元未満株1株 + 現金700円(株価1,400円 × 0.5株)

併合前の単元未満株20株は1株となり、併合前の単元未満株10株は売却されて、現金700円が返金されます。

中外鉱業の株式併合のまとめ

中外鉱業の定時株主総会は2025年6月27日(金)に開催される予定です。株式併合は株主総会で承認されると実施されるため、関心がある方は株主総会に参加してみてはいかがでしょうか。

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