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イソライト工業がTOB価格を上回る株価上昇

2022.02.21

イソライト工業の続きです。

2月18日から、イソライト工業の株価がTOB価格1,200円を上回って推移しています。マネーゲームで盛り上がっているようです。

TOB期間は2021年12月24日(金)から2022年2月17日(木)までの34営業日です。

イソライト工業2022年2月18日~21日5分足チャート

イソライト工業2022年2月18日~21日5分足チャート

・2/18・・・始値1,196円、高値1,492円、安値1,196円、終値1,481円、出来高24万2500株
・2/18取引終了後・・・TOB成立発表
・2/21・・・始値1,241円、高値1,389円、安値1,235円、終値1,266円、出来高73,100株
・2月下旬・・・上場廃止のスケジュール発表(予定)
・3月上旬~中旬・・・上場廃止(予定)

TOBが発表されると、期間中や期間後に株価が動くケースがあります。

今回は親会社の品川リフラクトリーズ(5351)がTOBを行って、全体の92.35%を買い占めました。その結果、株式市場に流通する株数が極端に減少し、少ない買い注文で株価が上がりやすくなっています。

ただし、これはトランプのババ抜きのようなものです。遊べる期間は上場廃止日(最終売買日)まで。イソライト工業が上場廃止になれば、残りの株も1,200円で強制的に買い取られます。

マネーゲームの参加者は、1,200円より高い値段で買って、さらに高い値段で他の投資家に売りつけることができれば儲かります。

逆に、高い値段で売れなければ損切りするか、もしくは1,200円の株(ババ)が手元に残ります。損をしても「買値と1,200円の差額」なので、割り切って取引するなら、ちょうど良いデイトレ銘柄かもしれません。

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