ひらまつが決算未提出で監理銘柄(確認中)に指定される
12月28日取引終了後、高級フランス料理でおなじみ、東証1部上場のひらまつ(2764)が、2021年3月期第2四半期決算を期限までに提出できないと発表しました。
・10月下旬~11月中旬(第2四半期決算)
・2020年11月16日(第2四半期の提出期限)・・・延長申請、承認
・2020年12月16日(延長後の提出期限)・・・再延長申請、承認
・2020年12月28日(再延長後の提出期限)・・・間に合わない←今ココ
・2021年1月12日(提出期限)・・・最後の締め切り
・提出できない・・・上場廃止決定
通常、3月決算企業の第2四半期決算は毎年10月下旬から11月中旬に行われます。
ひらまつは11月に延長申請、12月に再延長申請を行い、提出期限が12月28日までとなりました。
ところが、再延長された期限も間に合わずに今回の発表です。
今後、2021年1月12日までに提出できないと、ひらまつは上場廃止になります。
ひらまつの今後の見通しについて
当社は、2021年1月12日までに 2021年3月期第2四半期報告書を提出すべく、最大限の対応を行い、全力を尽くして参ります。
会社発表の「今後の見通し」はご覧の通りです。
仮に、決算が出せないと株価が急落し、上場廃止を前提とした株価になります。
逆に、決算が間に合えば、安心感から株価が上昇します。
ひらまつ日足チャート
12月29日終値143円。この発表により、株価が急落しました。
株価143円×100株=14,300円
ひらまつは株主優待がありますから、間に合うことを期待して買うのはアリです。ただし、上場廃止になると優待もなくなります。
今は決算が出るかどうかで注目されていますが、業績も悪くてGoTo頼みのところがあります。
ハイリスク・ハイリターンですから、投資する場合は少額で勝負したいです。