アウンコンサルティングと玉井商船が時価総額10億円達成
時価総額10億円未満で上場廃止危機の企業9社(2020年4月1日発表分)の続きです。
5月1日、東証は、アウンコンサルティング(2459)と玉井商船(9127)の時価総額が10億円以上になったことで、上場廃止に係る猶予期間からの解除を発表しました。
アウンコンサルティング
日足チャート
・4月30日終値158円
・4月30日時価総額11億8544万2400円(株価158円×発行済株式総数750万2800株)
・4月平均時価総額10億3788万7333円
5月7日終値152円。
玉井商船
日足チャート
・4月30日終値570円
・4月30日時価総額10億1294万7600円(株価570円×発行済株式総数193万2000円)
・4月平均時価総額11億0124万円
5月7日終値540円。12円安でした。
どちらの銘柄も、10億円達成記念で株価が急騰しませんでした。
アウンコンサルティングは直近の決算発表で赤字転落、玉井商船は決算発表待ち、と投資家が動きづらかったかもしれません。
時価総額10億円達成までが、ひとつのイベントのようです。10億円をクリアすると、達成感から反応が鈍いです。