住友林業の株式分割は2025/6/27、配当金、株主への影響について

2025.05.30

2025年5月30日、東証プライム上場の住友林業（1911）は株式分割を発表しました。

住友林業の株式分割に関する主なポイント

・保有株数が3倍になり、株価は分割前の3分の1に調整される
・分割後も時価評価額に変化はない
・ 2025年12月期の期末配当は、分割後の株数に基づいて計算される

住友林業は2025年6月30日を基準日として、1株を3株に分割します。

例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に300株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。

・分割前：株価4,200円 × 100株＝420,000円
・分割後：株価1,400円 × 300株＝420,000円

この株式分割に伴い、2025年6月27日（金）が権利落ち日となります。6月26日（木）までは分割前の株価で取引され、6月27日からは分割後の株価で取引されます。

住友林業は12月決算の企業です。毎年6月末に中間配当、12月末に期末配当の権利確定日があります。

・中間配当（6月）：1株当たり91円
・期末配当（12月）：1株当たり30.50円（分割後）

2025年12月期の中間配当は、分割前の株数に基づいて計算されます。1株当たり91円を予定しています。

期末配当は分割後の株数に基づいて計算されます。1株当たり30.50円を予定しています。これは株式分割前の1株当たりの配当に換算すると、91.50円となります。

中間配当の権利付き最終日は2025年6月26日（木）、期末配当の権利付き最終日は2025年12月26日（金）です。配当を受け取るには、それぞれの権利付き最終日までに株式を購入する必要があります。