ハイアス・アンド・カンパニー、決算提出も材料出尽くし
ハイアス・アンド・カンパニーが決算未提出で監理銘柄(確認中)に指定されるの続きです。
10月26日取引終了後、ハイアス・アンド・カンパニー(6192)が2021年4月期第1四半期決算を発表しました。
これにより、東京証券取引所は、ハイアス・アンド・カンパニーの監理銘柄(確認中)の指定を解除しました。
ハイアス・アンド・カンパニー2020年10月23日~27日5分足チャート
10月27日終値164円。前日比13円安でした。
(1)10月26日8時30分・・・第三者委員会の調査報告書
(2)10月26日16時・・・2021年4月期第1四半期決算発表
(3)10月27日・・・材料出尽くし
(1)間に合って株価上昇という流れでしたが、10月26日8時30分に「第三者委員会の最終調査報告書の受領に関するお知らせ」が出たことから、投資家が間に合うと判断し、株価が先取りしてしまいました。
26日高値195円。23日終値174円から急騰しています。
(2)26日取引終了後の16時発表。無事に間に合いました。
(3)ところが、翌27日は株価の反応が鈍く、上がるどころか逆に値下がり。
大半の投資家が26日時点で利益確定し、逃げ遅れた人が27日に処分したようです。
直近の安値が142円(10/2)だったため、損失を出した投資家は少ないです。しかし、儲け損なう人が出たと思われます。
サクサホールディングスと、よく似た傾向になりました。