省電舎ホールディングス、特設注意市場銘柄および監理銘柄の指定解除で連続ストップ高
上場廃止リスクがあった、東証2部上場の省電舎ホールディングス(1711)。
ひとつは不正会計で内部管理体制に問題があったこと、もうひとつは時価総額10億円に満たないことでした。
5月20日、内部管理体制が改善されたと東京証券取引所に認められたことで、特設注意市場銘柄の指定解除、および監理銘柄(審査中)の指定解除が行われました。
省電舎ホールディングス日足チャート
5月21日終値322円、80円ストップ高。5月22日終値402円、80円ストップ高。
21日はストップ高比例配分となり、22日はストップ高付近で売買が成立していました。
特設注意市場銘柄の指定解除で、ここまで上がるのは珍しいです。
省電舎ホールディングスの時価総額10億円クリアについて
・5月22日終値402円
・時価総額16億8927万3546円(株価402円×発行済株式総数420万2173株)
・時価総額10億円以上に必要な株価・・・238円
省電舎ホールディングスは、2020年12月31日(または6月30日)までに月間平均の時価総額および月末の時価総額が10億円に満たないと上場廃止になります。
省電舎ホールディングスの場合、株価が238円以上でないといけません。
今回の連続ストップ高で条件を軽々とクリアしました。ただ、5月31日(日曜日なので5月29日)まで、この水準をキープすることが必要です。
残り5営業日。なんとか達成できると良いですね。