ユー・エム・シー・エレクトロニクスが決算未提出で監理銘柄(確認中)に指定される
10月10日取引終了後、東証1部上場のユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615)が、2020年3月期第1四半期決算を期限まで提出できないと発表しました。
・7月下旬~8月中旬(第1四半期決算)・・・延長申請
・9月13日(延長後の提出期限)・・・再延長申請
・10月15日(再延長後の提出期限)・・・間に合わない←今ココ
・10月28日(提出期限)・・・最後の締め切り
・提出できない・・・上場廃止決定
3月企業の第1四半期決算発表は、毎年7月下旬から8月中旬に行われます。ユー・エム・シー・エレクトロニクスは提出期限延長を申請し、9月13日までの承認を受けていました。
ところが、承認された期限に間に合わず、再延長を申請し、10月15日までの承認を受けました。
しかし、再延長の期限にも間に合わず、今回の発表です。
今後、10月28日までに提出できないと、ユー・エム・シー・エレクトロニクスは上場廃止になります。
ユー・エム・シー・エレクトロニクスの今後の見通しについて
当社は、2019年10月28日までに2020年3月期第1四半期報告書を提出すべく、監査法人と協議を進めてまいります。
会社発表の「今後の見通し」はご覧の通りです。よく見かける表現です。
仮に、決算が出せないと株価が急落し、上場廃止を前提とした株価になります。
逆に、決算が間に合えば、安心感から株価が急騰します。
ユー・エム・シー・エレクトロニクスは再延長の期限に間に合っていないので、他の事例に比べて深刻です。
何とか間に合うと良いのですが・・・。
ユー・エム・シー・エレクトロニクス日足チャート
10月11日終値592円。前日比100円ストップ安でした。
上場廃止リスクを回避する売り注文が殺到しています。
ただ、間に合えば、株価が回復する可能性もあるので、安くなった今のうちに買うこともできます。
成功すると、短期間で大きな利益が手に入ります。ハイリスク・ハイリターンのギャンブルです。
株価592円×100株=資金59,200円
SBI証券・楽天証券・松井証券・岡三オンラインなど、少額の投資資金なら手数料無料のネット証券がたくさんあります。
ありったけの資金をつぎ込むのはNGですが、儲けたお金から少しだけ買ってみるのはアリかもしれません。
もちろん、無理をせずに、株価の値動きを見るだけでも十分な情報が得られます。