ユー・エム・シー・エレクトロニクス、上場廃止リスクで3日連続ストップ安
ユー・エム・シー・エレクトロニクスが決算未提出で監理銘柄(確認中)に指定されるの続きです。
決算の提出期限が10月28日に迫っているユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615)。
間に合わないと上場廃止が決定します。その影響から、我先にと売り逃げる(売りを仕掛ける?)投資家が殺到し、ユー・エム・シー・エレクトロニクスの株価が急落しています。
ユー・エム・シー・エレクトロニクス日足チャート
10月16日終値412円。前日比80円ストップ安で、11日・15日・16日と3営業日連続ストップ安になりました。
値幅制限(株価1円~700円)
・株価1円以上・・・上下30円
・株価100円以上・・・上下50円
・株価200円以上・・・上下80円
・株価500円以上・・・上下100円
・株価700円以上・・・上下150円
日本の株式市場には、株価が上へ下へと動きすぎるのを防ぐために、1日の値幅の限界を設定する「値幅制限」の仕組みがあります。限界まで上がるとストップ高、下がるとストップ安と言います。
ただし、例外があり、3営業日、同じ状況が続くと、1日の値幅が2倍に拡大します。
制限値幅の拡大:ユー・エム・シー・エレクトロニクス(株)・・日本取引所グループ
ユー・エム・シー・エレクトロニクスの株価は412円ですから、10月17日は80円安の332円ではなく、160円安の252円まで下がる可能性があります。もし、2倍に拡大してもストップ安が続くなら、翌営業日以降もこれを継続します。
この措置は、売りたい人と買いたい人の株数を一致させるのに効果があり、ユー・エム・シー・エレクトロニクスも、ようやく一方通行から正常な値動きに戻りそうです。