アジャイルメディア・ネットワークが有報未提出で監理銘柄(確認中)に指定される
2022年4月28日8時、東証グロース上場のアジャイルメディア・ネットワーク(6573)が2021年12月期の有価証券報告書を期限までに提出できないと発表しました。
・1月下旬~2月中旬(本決算発表)
・2022年3月31日(提出期限)・・・延長申請、承認
・2022年4月28日(延長後の提出期限)・・・間に合わない←今ココ
・2022年5月16日(提出期限)・・・最後の締め切り
・間に合わない・・・上場廃止決定
通常、12月決算企業の本決算発表(決算短信)は毎年1月下旬から2月中旬に行われます。その後、3月31日までに有価証券報告書を提出する流れです。
アジャイルメディア・ネットワークは3月31日に延長申請を行い、提出期限が2022年4月28日までとなりました。
ところが、延長された期限も間に合わずに今回の発表です。
2022年5月16日までに提出できないと、アジャイルメディア・ネットワークは上場廃止になります。
アジャイルメディア・ネットワークの今後の見通しについて
当社は、整理銘柄へ指定され上場廃止となることを回避することはもとより、すでに有価証券報告書の提出や決算短信の開示が大幅に遅延していることを鑑み、現状想定し得る可能な限り早い時点(2022年5月11日)での提出・開示に努めてまいります。
会社発表の「今後の見通し」はご覧の通りです。
仮に間に合わないと、株価が急落して上場廃止を前提とした水準になります。逆に、間に合えば安心感から株価が上昇します。
アジャイルメディア・ネットワーク日足チャート
4月28日終値370円。前日比80円ストップ安比例配分でした。
5月11日に発表するとコメントしているので、リバウンドを期待して買うのはアリです。ただし、ハイリスク・ハイリターンですから、投資資金は控えめにしたいです。
同じ状況で上場廃止になった「グレイステクノロジー」の例もありますし、積極的に買いづらいと思います。