シベールのマネーゲームのコツ(2)
シベールの上場廃止とマネーゲームについて(1)の続きです。
2月5日・6日と、シベールがストップ高になりました。マネーゲームが盛り上がっています。
シベール日足チャート
2月6日終値229円。50円ストップ高になりました。
・2月4日終値129円(4円安)
・2月5日終値179円(50円高)
・2月6日終値229円(50円高)
株価をご覧の通り、気持ちよく上がっているように見えます。しかし、上昇のスピードが遅いです。
ストップ高が2回続いても、株価は2倍になりません。値幅制限があって、少しもどかしいです。もう少し下がったところから始まっていれば、投資家の儲けも多かったでしょう。
残りの営業日を確認する
シベールの上場廃止日は2月18日。売買最終日が2月15日です。
2月6日を除くと、残りの営業日は7日・8日・12日・13日・14日・15日の6営業日です。
15日までに売らなければいけません。
マネーゲームに参加している投資家は、どこまで売るのを我慢できるか、その忍耐力が試されます。
株価が上がっているときは、売るタイミングを遅らせるほど儲けが大きくなります。
しかし、我慢しすぎると、売り優勢になったときに資産を大きく減らしてしまいます。サンバイオの株価を見れば、その惨状がわかると思います。
さらに、シベールは逃げ遅れると、売れないまま上場廃止になるかもしれません。緊張感はサンバイオの比ではありません。
このような投資家の葛藤は「チキンレース(チキンゲーム)」によく例えられます。
株価が200円を超えたため、2月7日から1日の値幅は上下80円に拡大します。ストップ高が309円、ストップ安が149円です。
値幅がどのように影響するか注目です。