小島鉄工所の東証2部上場廃止と株主の今後について(名証で取引できる)
2月28日取引終了後、東証2部・名証2部に上場する小島鉄工所(6112)の上場廃止が決定しました。
・東証の上場廃止日:2020年3月29日(日)
・売買最終日:3月27日(金)
・今後も名証で取引できる
・上場廃止理由:時価総額10億円未満
上場廃止日は2020年3月29日(日)、売買最終日は3月27日(金)です。といっても、上場廃止になるのは東証2部のみです。東証の上場廃止後は名証で引き続き取引できます。
上場廃止理由は「時価総額10億円未満で、9ヶ月以内に10億円以上にならなかったため」です。
小島鉄工所日足チャート(東証2部)
2月28日終値565円。発行済み株式数が100万3564株なので、
時価総額=株価565円×発行済み株式数100万3564株=5億6701万3660円
となり、時価総額10億円に届きませんでした。
2月の月間平均時価総額と、月末の時価総額がともに10億円以上にならないと、上場廃止基準に該当します。
1,000円をキープしていれば何とかなりました。1月中は800円を超えていたので希望があったと思います。
しかし、昨今のパニック安で、とどめを刺されました。
投資家の中で大きな混乱はないですが、東証で取引できなくなるので、株価が下がるかもしれません。