太陽ホールディングスのTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格4,750円)
2026年3月31日(火)、米国の投資ファンドであるKKR(コールバーグ・クラビス・ロバーツ)は、東証プライム上場の太陽ホールディングス(4626)に対してTOB(株式公開買付け)を実施すると正式に発表しました。
太陽ホールディングスのTOB:非公開化による上場廃止
このTOBは、投資ファンドが一般株主の保有する株式を取得し、非公開化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続が完了すれば、太陽ホールディングスは上場廃止となる見込みです。
株主が保有株を売却するには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、株式市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOB条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):4,750円
2. 買付期間(TOB期間):2026年10月上旬開始予定(21営業日)
3. 決済開始日:2026年11月以降
4. 買付予定数(下限):44,648,100株
5. 公開買付代理人:野村證券(予定)
6. 配当:2026年3月期の期末配当は無配(0円)へ修正
太陽ホールディングスの株価見通し
TOB発表日(3月31日)の終値は4,984円でした。今回のTOB価格4,750円は終値を下回る設定ですが、これは事前の買収報道などで株価が一時的に上がりすぎていたためです。今後はTOB価格に近づく形で推移し、上場廃止までその付近で取引されることが予想されます。
TOBに応募するメリット
太陽ホールディングスのTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株4,750円で確実に株式を売却できることです。
具体的には、太陽ホールディングスの株式を保有している証券会社から、野村證券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、買い付け期間が終了した後の2026年11月以降に、買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
太陽ホールディングスは3月決算企業です。配当の基準日は毎年9月末(中間配当)と3月末(期末配当)に設定されています。
2026年3月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配(0円)となる予定です。なお、TOBが不成立となった場合は、配当方針が再度検討される可能性があります。
太陽ホールディングスのTOBと株主への影響
チャート画像に引かれた黄色の線は、今回のTOB価格4,750円を示しています。この水準より安く購入した株主は含み益、高く購入した株主は含み損となります。太陽ホールディングスの上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則として野村證券の口座が必要です。口座がある方はTOB開始時に応募手続きをご確認ください。
(2)株価がTOB価格を上回って推移していたため、いつでも株式市場で売却できます。








