両毛システムズのTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格5,200円)
2026年5月14日、東証プライム上場のミツバ(7280)と中部電力(9502)は、スタンダード上場の両毛システムズ(9691)に対して、株式公開買付け(TOB)を実施すると発表しました。
両毛システムズのTOB:非公開化による上場廃止
この取引は、親会社であるミツバと中部電力が共同で一般株主の持つ株式を買い取り、両毛システムズの株式を非公開にすることを目的としています。今回の買い付けが成立し、その後の手続きが進めば、両毛システムズの株式は上場廃止となる見込みです。
株主の方が保有する株式を売却して利益を確定させるには、決められた期間内に今回のTOBに応募するか、株式市場で売却するかの2つの方法があります。
TOBの条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):5,200円
2. 買付期間(TOB期間):2026年5月15日(金)から2026年7月8日(水)まで(39営業日)
3. 決済開始日:2026年7月15日(水)
4. 買付予定数(下限):537,260株
5. 公開買付代理人:みずほ証券
6. 配当:2027年3月期の配当は無配となる
両毛システムズの株価見通し
TOB発表当日(5月14日)の終値は4,270円でした。TOB価格の5,200円は終値を大幅に上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。
両毛システムズのTOBに応募するメリット
今回のTOBに応募するメリットは、これからの市場価格の動きを心配することなく、買い付け価格である1株5,200円で確実に株式を売却できることです。
手続きを進めるには、両毛システムズの株式を預けている証券会社から、今回の窓口となるみずほ証券へ株式を移し、応募の手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年7月15日(水)以降に株式の売却代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
両毛システムズは3月決算企業です。配当の基準日は毎年9月末(中間配当)と3月末(期末配当)に設定されています。
2027年3月期の配当については、中間・期末ともに無配となる予定です。なお、TOBが不成立となった場合は、配当方針が再度検討される可能性があります。
両毛システムズのTOBと株主への影響
チャート画像に引かれた黄色の線は、今回のTOB価格5,200円を示しています。この水準より安く購入した株主は含み益、高く購入した株主は含み損となります。両毛システムズの上場廃止が決定すれば、保有株式の売却によって株主の損益が最終的に確定します。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則としてみずほ証券の口座が必要です。口座がある方は応募手続きをご確認ください。
(2)5月15日(金)はストップ高比例配分となる可能性が高いです。市場でスムーズに売却できるのは、株価がTOB価格に近づく5月18日(月)以降になる見通しです。








