広済堂ホールディングスの株式分割と配当金、株主への影響について
広済堂ホールディングスの株式分割の主なポイントについて
2023年11月10日、東証プライム上場の広済堂ホールディングス(7868)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→5」
・2024年3月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
広済堂ホールディングスの株式分割の詳細について
広済堂ホールディングスは、2023年11月30日を基準日として、「1→5」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって500株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価3,000円×100株=(分割後)株価600円×500株=資金30万円
株数が5倍に増えても、株価が5分の1になるので、投資資金は30万円で変わりません。
2023年11月29日から株価が5分の1になります。28日(火)までが分割前の株価、29日(水)から分割後の株価です。
広済堂ホールディングスの配当金への影響について
広済堂ホールディングスは3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。
広済堂ホールディングスの配当金について
・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株29.47円
・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株5.89円(予)
2024年3月期の期末配当から、分割後の株主が対象になります。2024年3月期の中間配当は1株29.47円に決定しました。期末配当は1株5.89円です。株式分割前で29.45円になります。
分割前100株の株主(2024年3月期の中間配当)
配当金29.47円×100株=2,947円
分割前100株の株主の場合、配当金は2,947円(税込)もらえます。
分割後500株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金5,89円×500株=2,945円
同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が5倍に増えているので、もらえる金額は中間配当と、ほぼ変わりません。
分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金5.89円×100株=589円
分割後に100株買った株主は、配当金が589円(税込)もらえます。
次回、2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は、3月27日までに買えば間に合います。