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ゼネテックの株式分割と配当金、株主への影響について

ゼネテックの株式分割の主なポイントについて

2023年11月14日、東証スタンダード上場のゼネテック(4492)が株式分割を発表しました。

・株式分割は「1→3」
・2024年3月期の期末配当から影響あり

詳細は以下の通りです。

ゼネテックの株式分割の詳細について

ゼネテックは2023年12月31日を基準日として、「1→3」の株式分割を行います。

現在100株の株主は、株式分割によって300株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。

(分割前)株価1,500円×100株=(分割後)株価500円×300株=資金15万円

株数が3倍に増えても株価が3分の1になるので、投資資金は15万円で変わりません。

2023年12月28日から株価が3分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)以降が分割後の株価です。

ゼネテックの配当金への影響について

ゼネテックの配当金への影響について

ゼネテックは3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。

ゼネテックの配当金について

・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株10円
・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株6.5円

2024年3月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。期末配当は1株6.5円を予定しています。

株式分割前で1株19.5円ですから、中間配当に比べて9.5円多く、前回予想1株15円に比べて4.5円多いです。

分割前100株の株主(2024年3月期の中間配当)

配当金10円×100株=1,000円

分割前100株の株主の場合、配当金は1,000円(税込)もらえます。

分割後300株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金6.5円×300株=1,950円

同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が3倍に増えているので、もらえる金額が増額します。

分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金6.5円×100株=650円

分割後に100株買った株主は、配当金が650円(税込)もらえます。

次回、2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は3月27日までに買えば間に合います。

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