天龍製鋸の株式分割と配当金、株主への影響について
天龍製鋸の株式分割の主なポイントについて
2023年6月28日、東証スタンダード上場の天龍製鋸(5945)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年3月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
天龍製鋸の株式分割の詳細について
天龍製鋸は、2023年9月30日を基準日として「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価3,200円×100株=(分割後)株価1,600円×200株=資金32万円
株数が2倍に増えても、株価が2分の1になるので、投資資金は32万円で変わりません。
2023年9月28日から株価が2分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。
天龍製鋸の配当金への影響について
天龍製鋸は3月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年3月末に期末配当の権利がもらえます。
天龍製鋸の配当金について
・2023年3月期の期末配当・・・1株130円
・2024年3月期の期末配当・・・1株65円(仮)
2024年3月期の期末配当から、分割後の株主が対象になります。会社側の発表は「未定」です。仮に、前期と同じ配当水準を維持するなら、1株65円になります。
分割前100株の株主(2023年3月期の期末配当)
配当金130円×100株=13,000円
分割前100株の株主の場合、配当金が13,000円(税込)もらえました。
分割後200株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金65円×200株=13,000円
同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が2倍に増えているので、前期に比べて、もらえる金額は変わりません。
ただし、会社発表は未定ですから、業績の変動によって配当金額が増減する可能性が高いです。
分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)
配当金65円×100株=6,500円
分割後に100株買った株主は、配当金が6,500円(税込)もらえます。
2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は3月27日までに買えば間に合います。