イビデンの株式分割は2025/12/29、配当金、株主への影響について
東証プライム上場のイビデン(4062)は、2025年10月30日(木)に株式分割を発表しました。
イビデンの株式分割に関する主なポイント
・ 1株が2株に分割され、株価は分割前の半分に調整される
・ 2025年12月26日(金)が株式分割の権利付き最終日
・ 2025年12月29日(月)から分割後の株価で取引開始
・ 2026年3月期の中間配当は分割前の株数、期末配当は分割後の株数に基づいて計算される
イビデンの株式分割の詳細
イビデンは2025年12月31日を基準日とし、その日の株主に対し、1株を2株に分割します。
例えば、分割前に100株を保有する株主は、分割後に200株を保有することになります。ただし、株価も調整されるため、時価評価額に変化はありません。
例:分割前の株価が14,000円の場合
・ 分割前:株価14,000円 × 100株=1,400,000円
・ 分割後:株価7,000円 × 200株=1,400,000円
この株式分割における権利付き最終日は、2025年12月26日(金)です。この日までに株式を購入・保有すれば、分割の権利を得られます。
権利付き最終日の翌営業日である2025年12月29日(月)が権利落ち日となり、この日から株価が分割後の水準で取引されます。権利落ち日以降に株式を購入しても、今回の分割の権利は得られません。
イビデンの配当について
イビデンは3月決算の企業で、毎年9月末を中間配当、3月末を期末配当の権利確定日としています。
2026年3月期の配当の詳細
・ 中間配当:1株あたり30円(分割前の株数に適用)
・ 期末配当:1株あたり10円(分割後の株数に適用)
2026年3月期の中間配当(9月末権利確定済み)は株式分割前の株数に基づいて計算され、1株あたり30円に決定しました。その内訳は、普通配当が20円、記念配当が10円の計30円です。
期末配当については株式分割後の株数に基づいて計算され、1株あたり10円の予定です。これは株式分割前に換算すると、1株あたり20円に相当します。
期末配当の権利を得るには、権利付き最終日である2026年3月27日(金)までに株式を保有している必要があります。







