新内外綿、時価総額10億円未満で再び上場廃止危機
2021年2月1日、東京証券取引所は、東証2部上場の新内外綿(3125)が時価総額10億円未満により、上場廃止に係る猶予期間入りになったと発表しました。
猶予期間は2021年10月31日までの9ヶ月間。この期間までに、月間平均の時価総額と月末の時価総額が10億円に届かないと、新内外綿の上場廃止が決定します。
ただし、事業計画改善書を提出しない場合は、2021年4月30日までに期間が短縮されます。
新内外綿は2020年11月に上場廃止に係る猶予期間入りになり、12月に解除されました。今回も10億円に復活してほしいところです。
新内外綿日足チャート
・2月2日終値510円
・時価総額9億9949万8000円(株価510円×発行済株式総数195万9800株)
・時価総額10億円以上に必要な株価・・・511円
新内外綿の今後について
2021年10月31日もしくは4月30日までに、月間平均の時価総額および月末の時価総額が10億円以上にならないと、上場廃止が決定します。
新内外綿の場合、時価総額10億円をクリアするには、株価が511円以上でないといけません。
時価総額・・・511円×発行済株式総数195万9800株=10億0145万7800円
前回のときは2020年11月に株価が急騰し、高値930円をつけました。今回の猶予期間入りでは、1月から右肩下がりで月末に10億円未満になっています。
直近の株価と511円の差が1円しかないので、このまま順調に値上がりすると解除される予定です。
前回のように、株価が上がる情報が出てくると良いですね。