イオン九州の優待をもらうなら、マックスバリュ九州の株を買うと節約できる
マックスバリュ九州の上場廃止と株主優待、株主の今後についての続きです。
・MV九州の株はイオン九州に換わる
・MV九州の株価が割安でイオン九州を買うより安い
・MV九州を買えるのは2020年8月27日まで
イオン九州(2653)とマックスバリュ九州(3171)との経営統合が行われ、マックスバリュ九州は2020年8月28日に上場廃止となります。
統合比率はイオン九州「1」に対して、マックスバリュ九州「1.5」。マックスバリュ九州の100株はイオン九州150株に換わります。
最近、マックスバリュ九州の株価がイオン九州の株価に比べて割安に推移しています。そのため、イオン九州の優待をもらうなら、マックスバリュ九州の株を買った方が投資資金を節約できる状況です。
イオン九州の優待と必要な投資資金について
優待をもらうための資金(5/1終値で計算)
割引券 | イオン九州 (2653) |
MV九州 (3171) |
---|---|---|
50枚 | 100株 | 100株 |
173,000 | 231,200 | |
75枚 | 200株 | 200株 |
346,000 | 462,400 | |
100枚 | 500株 | 400株 |
865,000 | 924,800 | |
150枚 | 1,000株 | 700株 |
1,730,000 | 1,618,400 | |
200枚 | 2,000株 | 1,400株 |
3,460,000 | 3,236,800 | |
300枚 | 3,000株 | 2,000株 |
5,190,000 | 4,624,000 | |
400枚 | 4,000株 | 2,700株 |
6,920,000 | 6,242,400 | |
500枚 | 5,000株 | 3,400株 |
8,650,000 | 7,860,800 |
イオン九州の100円割引券をもらうために必要な資金の一覧です。
マックスバリュ九州の株を買うと、将来、イオン九州の株が1.5倍に増えます。
割引券300枚のときが、最も無駄がありません。
イオン九州を買ったときの投資資金
・株価1,730円×3,000株=519万円
マックスバリュ九州を買ったときの投資資金
・株価2,312円×2,000株=462万4000円
イオン九州の株を買うと519万円必要です。一方、マックスバリュ九州の株を買うと462万4000円です。
56万6000円も節約できます。
また、割引券100枚をもらうなら、マックスバリュ九州を400株買い、イオン九州600株になったあとで余分な100株を売却します。
イオン九州を買ったときの投資資金
・株価1,730円×500株=86万5000円
マックスバリュ九州を買ったときの投資資金(余分な株を売った場合)
(MV九州)株価2,312円×400株=92万4800円
(イオン九州)株価1,730円×100株=17万3000円
・投資資金=92万4800円-17万3000円=75万1800円
仮に、イオン九州を売るときの株価が1,730円だとすると、必要な投資資金は75万1800円です。
マックスバリュ九州が買えるのは2020年8月27日(木)まで。期間限定ですから、興味のある方は、お早めにどうぞ。
なお、イオン九州に比べて、マックスバリュ九州の株価が上がると、オトク感が小さくなります。また、優待の変更や配当金は省略しています。