富士フイルムHD(富山化学工業は買収した子会社)、アビガン投与で株価急騰
2月25日、富士フイルムホールディングス(4901)の株価が急騰しました。
子会社の富山化学工業(現:富士フイルム富山化学)が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン」が、きっかけです。
厚生労働省は、新型コロナウイルス肺炎の治療のために、日本にいる患者に対してアビガンを投与すると発表しました。
新型肺炎の関連銘柄として富士フイルムホールディングスが注目され、買いが集まっています。
富士フイルムホールディングス日足チャート
2月25日終値5,567円。153円高(+2.83%)です。高値5,890円をつけ、年初来高値を更新しました。
株式市場が全面安の中、富士フイルムホールディングスは健闘していました。
日経平均株価に採用されている225銘柄の中で、値上がりは富士フイルムホールディングスだけです。
相場環境が良ければ、もっと上がっていたでしょう。ただ、上がりすぎなかったことで明日への期待が持てます。
エボラのときは2ヶ月以上の右肩上がりが続きました。今回も同じように上がるといいですね。