群馬銀行の株式交換による上場廃止と株主への影響について(2026年3月30日廃止)
2025年4月24日、東証プライム上場の第四北越フィナンシャルグループ(7327)と群馬銀行(8334)は、株式交換による経営統合を正式に発表しました。その後、2026年3月26日に詳細な統合条件が公表されています。
群馬銀行は、第四北越銀行とともに新設される群馬新潟フィナンシャルグループの完全子会社となります。
群馬銀行の株式交換に伴う上場廃止と株主への影響
・ 群馬銀行は2027年3月30日(火)に上場廃止
・ 群馬銀行の株式は、第四北越フィナンシャルグループの株式に交換される
・ 株式交換比率は第四北越フィナンシャルグループ1に対して、群馬銀行1.125
群馬銀行は2027年3月30日(火)に上場廃止となる予定です。これに伴い、東京証券取引所での最終売買日は3月29日(月)となります。
群馬銀行の株主は、上場廃止後に第四北越フィナンシャルグループの株に換わります。重要な株式交換比率は第四北越フィナンシャルグループ1株に対して、群馬銀行1.125です。
例えば、群馬銀行の株式を100株保有している場合、第四北越フィナンシャルグループの株式112.5株へと割り当てられます。第四北越フィナンシャルグループの売買単位は100株であるため、100株を超える12株分は「単元未満株」となり、0.5株分は「1株に満たない端数」として扱われます。
単元未満株の取り扱いについて
単元未満株はSBI証券やマネックス証券などのネット証券を利用すれば、通常通り売買が可能です。保有する株数に応じて、新会社の配当金を受け取れます。
また、新会社に対して、単元未満株の買取請求を行うことや、100株への買い増しを行うこともできます。
1株未満の端数の取り扱いについて
株式交換によって生じた「1株に満たない端数」については、新会社が一括で売却処分を行い、その代金が保有株数に応じて各株主へ分配される仕組みです。
群馬銀行100株保有株主の変化
・ 上場廃止前:群馬銀行100株
・ 上場廃止後:第四北越フィナンシャルグループ112株 + 現金(0.5株分の売却代金)
仮に売却時の株価が2,000円であれば、0.5株分に相当する1,000円が後日、現金で払い戻されます。
第四北越フィナンシャルグループと群馬銀行の株価見通し
2026年3月27日(金)以降、両行の株価は交換比率を織り込むように近づく傾向が見られます。この現象はサヤ寄せと呼ばれます。
2026年3月26日(木)時点の終値(第四北越フィナンシャルグループ:1,986円、群馬銀行:2,130.5円)を基準に算出してみます。交換比率1.125を適用した群馬銀行の理論株価は2,234.25円となり、実勢価格は理論値より103.75円ほど割安な水準にあります。
ただし、市場の変動により、両行の株価は交換比率に沿って上下しながら、徐々にサヤ寄せが進むと予想されます。
サヤ寄せによる株価の調整が終わると、両行の株価は交換比率に基づいた水準で連動するようになります。片方の株価の上下は、もう一方の株価にも同様の影響を及ぼし、この傾向が上場廃止まで続きます。
群馬銀行の配当金について
・ 2025年3月期の中間配当および期末配当:群馬銀行の配当
・ 2026年3月期の中間配当および期末配当:群馬銀行の配当
・ 2027年3月期の中間配当および期末配当:群馬銀行の配当
・ 2028年3月期の中間配当および期末配当:新会社の配当
群馬銀行は3月決算で、毎年9月末に中間配当、3月末に期末配当の権利確定日があります。
群馬銀行の株主は、2027年3月期の期末配当まで群馬銀行の配当を受け取ります。それ以降は新会社の配当を受け取ることになります。
群馬銀行の株主優待について
・ 2025年3月末の優待:実施
・ 2026年3月末の優待:実施
・ 2027年3月末の優待:実施(最終)
・ 2028年3月末の優待:廃止(上場廃止に伴う)
群馬銀行としての株主優待は、2027年3月末の権利確定分が最後となる見通しです。ただし、経営統合の進捗により予定が変更される可能性には注意が必要です。
新会社の優待制度については現時点で未定ですが、優待が新設される可能性もあります。






