ビーアールホールディングスのTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格530円、手続きは楽天証券など)
東証プライム上場の横河ブリッジホールディングス(5911)は、2026年2月4日(水)、同じくプライム市場に上場するビーアールホールディングス(1726)に対し、TOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。
ビーアールホールディングスのTOB:完全子会社化による上場廃止
このTOBは、横河ブリッジホールディングスがビーアールホールディングスの全株式を取得し、完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の一連の手続きが完了すれば、ビーアールホールディングスは上場廃止となる見込みです。
ビーアールホールディングスの株主が保有株を売却するにあたっては、指定の期間内にTOBに応募する方法と、株式市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOBの条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):530円
2. 買付期間(TOB期間):2026年2月5日(木)から2026年3月23日(月)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年3月30日(月)
4. 買付予定数(下限):29,659,800株
5. 公開買付代理人:みずほ証券、楽天証券(復代理人)
6. 配当:TOB成立を条件に2026年3月期の期末配当は無配となる予定
ビーアールホールディングスの株価見通し
TOB発表前(2月4日)の終値は357円でした。TOB価格の530円は終値を大幅に上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で上昇し、上場廃止まで530円近辺で推移することが予想されます。
TOBに応募するメリット
ビーアールホールディングスのTOBに応募するメリットは、株価の変動を気にせずに、TOB価格の530円で株式を売却できることです。
具体的には、ビーアールホールディングスの株式を保有している証券会社から、みずほ証券または楽天証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年3月30日以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
ビーアールホールディングスは3月決算企業です。配当の権利確定日は毎年9月末(中間配当)と3月末(期末配当)です。
2026年3月期の期末配当については、TOB成立を条件に無配となる予定です。不成立となった場合は、配当が再度検討される可能性があります。
ビーアールホールディングスのTOBと株主への影響
TOB価格の530円は、2023年6月の高値である404円を大幅に上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。ビーアールホールディングスの上場廃止が決定することで、株主は保有株式の売却により最終的な損益を確定させることになります。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則として、みずほ証券または楽天証券の口座が必要です。口座がある方はTOB開始時に応募手続きをご確認ください。
(2)2月5日と6日はストップ高比例配分となる可能性が高いため、市場での売却を希望しても、すぐに売却できない可能性があります。その場合は株価が落ち着く週明け9日以降に売却を検討できます。








