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京都銀行FGの株式分割と配当金、株主優待、株主への影響について

京都銀行FGの株式分割の主なポイントについて

2023年11月13日、東証プライム上場の京都銀行フィナンシャルグループ(5844)が株式分割を発表しました。

・株式分割は「1→4」
・2024年3月期の期末配当から影響あり
・優待は拡充

詳細は以下の通りです。

京都銀行FGの株式分割の詳細について

京都銀行フィナンシャルグループは、2023年12月31日を基準日として、「1→4」の株式分割を行います。

現在100株の株主は、株式分割によって400株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。

(分割前)株価10,000円×100株=(分割後)株価2,500円×400株=資金100万円

株数が4倍に増えても株価が4分の1になるので、投資資金は100万円で変わりません。

2023年12月28日から株価が4分の1になります。27日(水)までが分割前の株価、28日(木)から分割後の株価です。

京都銀行FGの配当金への影響について

京都銀行フィナンシャルグループは3月決算企業です。毎年9月末に中間配当、翌年3月末に期末配当の権利がもらえます。

京都銀行FGの配当金について

・2024年3月期の中間配当(23年9月)・・・1株80円
・2024年3月期の期末配当(24年3月)・・・1株35円

2024年3月期の中間配当が1株80円に決定しました。期末配当から分割後の株主が対象になります。期末配当は1株35円を予定しています。

株式分割前で1株140円ですから、中間配当に比べて60円多いです。なお、1株35円のうち、15円は京都銀行フィナンシャルグループの設立記念配当です(※10月2日から「京都銀行」が「京都銀行フィナンシャルグループ」になった)。

分割前100株の株主(2024年3月期の中間配当)

配当金80円×100株=8,000円

分割前100株の株主の場合、配当金は8,000円(税込)もらえます。

分割後400株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金35円×400株=14,000円

同じ株主が2024年3月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても、株数が4倍に増えているので、もらえる金額は中間配当に比べて6,000円増額します。

分割後100株の株主(2024年3月期の期末配当)

配当金35円×100株=3,500円

分割後に100株買った株主は、配当金が3,500円(税込)もらえます。

次回、2024年3月期の期末配当の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。配当金がほしい方は3月27日までに買えば間に合います。

京都銀行FGの株主優待への影響について

(分割後)

(1)対象となる株主・・・毎年3月31日現在の株主名簿に記載または記録された500株以上保有の株主
(2)株主優待の内容(500株以上:3年未満)
・オンラインショップ「ことよりモール」で利用できる4,000ポイント
・ことよりモール取扱商品4,000円相当
(3)株主優待の内容(500株以上:3年以上)
・オンラインショップ「ことよりモール」で利用できる6,000ポイント
・ことよりモール取扱商品6,000円相当

京都銀行フィナンシャルグループの株主優待はポイントまたは商品です。毎年3月末の株主は年1回、優待がもらえます。

2024年3月優待から分割後の株主が対象になります。2023年3月優待に比べて、商品の金額がアップし、長期株主向けの優待が新設されました。

優待をもらうための投資資金について

・株価2,500円×500株=125万円

株式分割後の株価が2,500円の場合です。京都銀行フィナンシャルグループの優待をもらうためには、125万円の資金が必要です。

2024年3月優待の権利付き最終日は2024年3月27日(水)です。優待がほしい方は3月27日までに買えば間に合います。

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