ゲンキードラッグの株式分割は6/19、配当金、優待廃止、株主への影響について
2024年4月25日、東証プライム上場のゲンキードラッグストアーズ(9267)が株式分割を発表しました。
ゲンキードラッグの株式分割の主なポイントについて
・株式分割は「1→2」
・2025年6月期の中間配当から影響あり
・2025年6月優待から廃止(2024年6月優待が最後)
詳細は以下の通りです。
ゲンキードラッグの株式分割の詳細について
ゲンキードラッグストアーズ(Genky DrugStores)は、2024年6月20日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
(分割前)株価6,000円×100株=(分割後)株価3,000円×200株=資金60万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は60万円で変わりません。
2024年6月19日から株価が2分の1になります。18日(火)までが分割前の株価、19日(水)から分割後の株価です。
ゲンキードラッグの配当金への影響について
ゲンキードラッグは6月20日決算企業です。毎年12月20日に中間配当、翌年6月20日に期末配当の権利がもらえます。
ゲンキードラッグの配当金について
・2024年6月期の中間配当(23年12月)・・・1株12.5円
・2024年6月期の期末配当(24年6月)・・・1株13円
・2025年6月期の中間配当(24年12月)・・・1株6.5円(仮)
2024年6月期の期末配当については、1株13円に決定しました。前回予想は1株12.5円でした。
2025年6月期の中間配当から分割後の株主が対象になります。
分割前100株の株主(2024年6月期の期末配当)
配当金13円×100株=1,300円
分割前100株の株主の場合、配当金は1,300円(税込)もらえます。
分割後200株の株主(2025年6月期の中間配当)
配当金6.5円×200株=1,300円
同じ株主が2025年6月期の中間配当をもらうケースです。仮に前期の期末配当と同じ配当水準を続けるなら、1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は変わりません。
今後、配当予想の修正が発表されるでしょう。
2024年6月期の期末配当の権利付き最終日は2024年6月18日(火)です。2025年6月期の中間配当の権利付き最終日は2024年12月18日(水)です。配当金がほしい方は、それぞれの権利付き最終日までに買えば間に合います。
ゲンキードラッグの株主優待について
(廃止になる優待)
(1)対象となる株主・・・毎年6月20日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・クオカード1,000円分
・500株以上・・・クオカード3,000円分
・1,000株以上・・・クオカード5,000円分
ゲンキードラッグの株主優待はクオカードです。毎年6月20日の株主は年1回、優待がもらえました。
2025年6月優待が廃止となり、2024年6月優待が最後です。最後の優待は分割前の株主が対象です。
優待をもらうための投資資金について(2024年6月優待)
・株価6,000円×100株=60万円(1,000円分)
・株価6,000円×500株=300万円(3,000円分)
・株価6,000円×1,000株=600万円(5,000円分)
仮に分割前の株価が6,000円の場合、ゲンキードラッグの優待をもらうためには60万円以上の資金が必要です。
最後の優待の権利付き最終日2024年6月18日(火)です。優待がほしい方は6月18日までに買えば間に合います。