エイベックス、エリカショックは限定的
11月16日、エイベックス(7860)所属の沢尻エリカ容疑者が、違法薬物所持の容疑で逮捕されました。
この影響により、所属事務所エイベックスの株価が下落しました。
エイベックス日足チャート
11月18日終値1,304円。前日比39円安(-2.90%)でした。
エイベックスの発行済み株式数は4522万3600株。損失額を計算すると
39円×4522万3600株=17億6372万0400円
となり、17億6000万円の時価総額がなくなりました。
ただ、AAAのときよりも下落幅は小さく、エイベックスの対応も早くて、リバウンドが起きています。
事業等のリスク(エイベックス有価証券報告書より)
エイベックスの事業等のリスクはご覧の通りです。
「主要アーティスト・タレントの人気及び契約の継続」に該当します。今は、2020年開始予定のNHK大河ドラマの放送が間に合うかどうかで大騒ぎです。
業績については、11月7日に第2四半期決算が発表されたばかりでした。次回、第3もしくは第4四半期の数字に影響が出てくると思います。
2020年2月発表予定です。