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and factoryが優待変更で株価急落(ポイント減少+増加)

4月14日、漫画アプリなどを手掛けるアンドファクトリー(7035)が株主優待の変更を発表しました。

・100株の株主は優待廃止
・700株未満はポイント減少
・700株以上でポイント増加
・権利付き最終日:2020年8月27日

詳細は以下のとおりです。

株主優待の詳細について

(変更前)

(1)対象となる株主・・・毎年8月31日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・株主優待ポイント5,000pt(2年目以降5,500pt)
・200株以上・・・株主優待ポイント8,000pt(2年目以降8,800pt)
・300株以上・・・株主優待ポイント10,000pt(2年目以降11,000pt)
・400株以上・・・株主優待ポイント12,000pt(2年目以降13,200pt)
・500株以上・・・株主優待ポイント14,000pt(2年目以降15,400pt)
・600株以上・・・株主優待ポイント16,000pt(2年目以降17,600pt)
・700株以上・・・株主優待ポイント18,000pt(2年目以降19,800pt)
・800株以上・・・株主優待ポイント20,000pt(2年目以降22,000pt)
※2年目以降・・・8月31日現在の株主名簿に同一株主番号で連続2回以上記載されること

(変更後)

(1)対象となる株主・・・毎年8月31日現在の株主名簿に記載または記録された100株以上保有の株主
(2)株主優待の内容
・100株以上・・・なし
・200株以上・・・株主優待ポイント3,000pt(2年目以降3,300pt)
・300株以上・・・株主優待ポイント6,000pt(2年目以降6,600pt)
・400株以上・・・株主優待ポイント9,000pt(2年目以降9,900pt)
・500株以上・・・株主優待ポイント12,000pt(2年目以降13,200pt)
・600株以上・・・株主優待ポイント15,000pt(2年目以降16,500pt)
・700株以上・・・株主優待ポイント20,000pt(2年目以降22,000pt)
・800株以上・・・株主優待ポイント24,000pt(2年目以降26,400pt)
・900株以上・・・株主優待ポイント28,000pt(2年目以降30,800pt)
・1,000株以上・・・株主優待ポイント40,000pt(2年目以降44,000pt)
・2,000株以上・・・株主優待ポイント50,000pt(2年目以降55,000pt)
※2年目以降・・・8月31日現在の株主名簿に同一株主番号で連続2回以上記載されること

アンドファクトリーの株主優待はポイントです。毎年8月末の株主は年1回、優待がもらえます。

ポイントを使うと、さまざまな商品やサービスと交換することができます。

今回の変更により、700株未満の株主はポイント減少、700株以上の株主はポイント増加になりました。

特に、200株未満の株主は優待がもらえなくなります。

2020年8月優待から適用開始です。アンドファクトリーの優待が欲しい場合は、2020年8月27日までに買えば間に合います。

アンドファクトリーの保有株数とポイントの変化について

アンドファクトリー優待の詳細

(1)100株以上・・・(2019年)5,000ポイント→(2020年)なし
(2)200株以上・・・(2019年)8,000ポイント→(2020年)3,300ポイント
(3)700株以上・・・(2019年)18,000ポイント→(2020年)22,000ポイント

アンドファクトリーの保有株数と、もらえるポイントの変化です。

2019年にポイントをもらうと、2020年は「2年目以降」に該当します。大きな変化になるのは(1)(2)(3)の3つです。

(1)100株以上200株未満の株主は、2020年にポイントがもらえなくなります。(1)の投資家はかなり多いと思います。投資金額が少ないことから、売却して他の銘柄に乗り換えると良いでしょう。

(2)200株以上300株未満の株主は、もらえるポイントが減少します。半分以下の水準になりますから、ダメージが大きいです。売却して別の銘柄に乗り換えるか、700株以上に買い増しか、悩ましいところです。

(3)700株以上の株主は、ポイントが増加します。優待メインで投資しているなら、そのまま保有しても問題ありません。

アンドファクトリー日足チャート

アンドファクトリー日足チャート

・4月15日終値1,107円(300円ストップ安)
・4月16日終値996円(前日比111円安)

優待変更で株価が急落しました。アンドファクトリーの株主は少ない株数の投資家が多いようです。

ただ、出来高も急増しているので、優待投資家が投げた株を買い増しの投資家が拾っている状況でしょう。

3月23日安値769円を下回るか、もしくは、なんとか踏みとどまるか、今後に注目です。

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