チャーム・ケア・コーポレーションのTOBによる上場廃止と配当金、株主への影響について(TOB価格1,970円)
2026年11月6日(金)、東証プライム上場のシップヘルスケアホールディングス(3360)は、連結子会社であるチャーム・ケア・コーポレーション(6062)に対してTOB(株式公開買付け)を実施すると発表しました。
チャーム・ケア・コーポレーションのTOB:完全子会社化による上場廃止
シップヘルスケアホールディングスはチャーム・ケア・コーポレーションの株式を取得し、チャーム・ケア・コーポレーションを完全子会社化することを目的としています。TOBが成立し、その後の手続が完了すれば、チャーム・ケア・コーポレーションは上場廃止となる見込みです。
株主が保有株を売却して利益を確定させるには、指定の期間内にTOBに応募する方法と、市場で売却する方法の2つの選択肢があります。
TOB条件とスケジュール
1. 買付価格(TOB価格):1,970円
2. 買付期間(TOB期間):2026年11月9日(月)から12月21日(月)まで(30営業日)
3. 決済開始日:2026年12月28日(月)
4. 買付予定数(下限):12,194,500株
5. 公開買付代理人(応募窓口):大和証券
6. 配当:2027年6月期の配当はTOB成立を条件に無配(0円)へ修正
チャーム・ケア・コーポレーションの株価見通し
TOB発表当日の終値(11月6日)は1,421円でした。TOB価格の1,970円は終値を上回るため、発表後はTOB価格にサヤ寄せする形で株価が上昇し、上場廃止までTOB価格近辺で推移することが予想されます。
チャーム・ケア・コーポレーションのTOBに応募するメリット
チャーム・ケア・コーポレーションのTOBに応募するメリットは、今後の市場価格の変動に左右されず、TOB価格である1株1,970円で確実に株式を売却できることです。
具体的には、チャーム・ケア・コーポレーションの株式を保有している証券会社から、大和証券へ移管し、応募手続きを行う必要があります。
TOBが成立した場合、2026年12月28日(月)以降に買付代金が支払われる予定です。
TOBによる配当への影響
チャーム・ケア・コーポレーションは6月決算企業で、年2回(中間・期末)配当を支払います。権利確定日は毎年12月末と6月末です。
2027年6月期の配当(中間・期末)については、TOB成立を条件に無配へ修正されました。なお、TOBが不成立となった場合は、配当方針が再度検討される可能性があります。
チャーム・ケア・コーポレーションのTOBと株主への影響
TOB価格の1,970円は、2024年5月高値の1,717円を上回る水準です。これにより、多くの株主にとって有利な価格で利益を確定できる状況となります。チャーム・ケア・コーポレーションの上場廃止が決定することで、株主は保有株式の売却により最終的な損益を確定させることになります。
投資家が検討するポイント
(1)含み益がある場合:TOBに応募することで利益を確定できる
(2)資金を早急に確保したい場合:TOBの決済日を待たずに、株式市場で売却できる
(1)TOBに応募するには、原則として大和証券の口座が必要です。口座がある方はTOB期間中に応募手続きをご確認ください。
(2)11月9日(月)はストップ高比例配分になる可能性が高いです。市場でスムーズに売却できるのは、株価がTOB価格に近づく10日(火)以降になる見通しです。








