名古屋銀行の株式交換による上場廃止と配当金、株主優待、株主の影響について(2028年3月下旬廃止)
東証プライム上場のしずおかフィナンシャルグループ(5831)は、2026年3月27日(金)に、同じくプライム上場の名古屋銀行(8522)と株式交換による経営統合を行うことで基本合意したと発表しました。
しずおかFGと名古屋銀行の経営統合の概要とスケジュール
経営統合のスケジュール
・ 2026年3月27日:経営統合発表
・ 2027年3月:最終契約
・ 2027年12月:臨時株主総会(名古屋銀行)
・ 2028年3月下旬:上場廃止(名古屋銀行)
名古屋銀行は2028年4月の経営統合に先立ち、同年3月下旬に上場廃止となる予定です。その後、名古屋銀行の株主にはしずおかフィナンシャルグループの株式が割り当てられます。投資判断の鍵となる株式交換比率は、2027年3月の最終契約締結までに決定される見通しです。
しずおかFGと名古屋銀行の株価見通し
一般的に、株式交換による統合が発表されると、二つの会社の株価は交換比率を意識して足並みを揃えるように動きます。この現象は「サヤ寄せ」と呼ばれています。
ただ、今回のケースではまだ具体的な交換比率が決まっていません。そのため、投資家の予想によって売り買いが交錯し、比率が正式に決まるまでは株価の値動きが不安定になる場面も考えられます。
名古屋銀行の配当金について
・ 2026年3月期の中間配当および期末配当:名古屋銀行の配当
・ 2027年3月期の中間配当および期末配当:名古屋銀行の配当
・ 2028年3月期の中間配当および期末配当:名古屋銀行の配当
・ 2029年3月期の中間配当および期末配当:新会社の配当
名古屋銀行は3月決算で、毎年9月末に中間配当、3月末に期末配当の権利確定日があります。
名古屋銀行の株主は、2028年3月期の期末配当まで名古屋銀行の配当を受け取ります。それ以降は新会社の配当を受け取ることになります。
名古屋銀行の株主優待について
・ 2026年3月末の優待:実施
・ 2027年3月末の優待:実施
・ 2028年3月末の優待:実施(最終)
・ 2029年3月末の優待:廃止(上場廃止に伴う)
名古屋銀行としての株主優待は、2028年3月末の権利確定分が最後となる見通しです。ただし、経営統合の進捗により予定が変更される可能性には注意が必要です。
新会社の優待制度については現時点で未定ですが、優待が新設される可能性もあります。
株式交換のまとめ
名古屋銀行の臨時株主総会は、株式交換の承認を目的として、2027年12月に開催される予定です。株主の方は、この機会に詳細を確認されてはいかがでしょうか。






