勤次郎の株式分割と配当金、株主への影響について
勤次郎の株式分割の主なポイントについて
2024年3月11日、東証グロース上場の勤次郎(4013)が株式分割を発表しました。
・株式分割は「1→2」
・2024年12月期の期末配当から影響あり
詳細は以下の通りです。
勤次郎の株式分割の主なポイントについて
勤次郎は2024年6月30日を基準日として、「1→2」の株式分割を行います。
現在100株の株主は、株式分割によって200株に増加します。ただし、全体の投資資金は変わりません。
（分割前）株価900円×100株＝（分割後）株価450円×200株＝資金9万円
株数が2倍に増えても株価が2分の1になるので、投資資金は9万円で変わりません。
2024年6月27日から株価が2分の1になります。26日（水）までが分割前の株価、27日（木）から分割後の株価です。
勤次郎の配当金への影響について
勤次郎は12月決算企業で期末一括配当銘柄です。毎年12月末に期末配当の権利がもらえます。
勤次郎の配当金について
・2023年12月期の期末配当・・・1株17円
・2024年12月期の期末配当・・・1株8.5円
2024年12月期の期末配当から分割後の株主が対象になります。1株8.5円を予定しています。株式分割前で1株17円になるので、実質的な変更はありません。
分割前100株の株主（2023年12月期の期末配当）
配当金17円×100株＝1,700円
分割前100株の株主の場合、配当金は1,700円（税込）もらえました。
分割後200株の株主（2024年12月期の期末配当）
配当金8.5円×200株＝1,700円
同じ株主が2024年12月期の期末配当をもらうケースです。1株あたりの配当金が減っても株数が増えているので、もらえる金額は前期と変わりません。
2024年12月期の期末配当の権利付き最終日は2024年12月26日（木）です。配当金がほしい方は12月26日までに買えば間に合います。
