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REXTの上場廃止と株主の今後について

2022.01.11

ワンダーコーポレーション、ハピンズ(HAPiNS)、ジーンズメイトの上場廃止と株主優待、株主の今後についての続きです。

2022年1月7日、ジャスダック上場のREXT(7697)が上場廃止を発表しました。

REXT(れくすと)はRIZAPグループ(2928)の上場子会社3社が経営統合し、2021年4月に新規上場した銘柄です。今回の発表により、上場から1年での廃止となります。

上場廃止日は2022年3月28日(月)、売買最終日は3月25日(金)です。

一般株主の保有株は1株400円で買い取りとなります。上場廃止以降、「400円×株数」の投資資金が戻ってきます。

(例1)株価400円×100株=4万円
(例2)株価400円×44株=17,600円
(例3)株価400円×52株=20,800円

3月7日(月)開催予定の臨時株主総会で承認されると実施されます。

REXTの今後の株価について

日付 株価 前日比
1/7 279
1/11 359 +80
1/12 400 +41

1月11日終値359円。80円ストップ高です。今後、買取価格400円付近まで上昇し、何もなければ上場廃止まで横ばいが続く見込みです。

1月12日に買取価格に到達するでしょう。

REXTの株主の今後について

REXT週足チャート

REXT週足チャート

週足チャートです。買取価格の水準に黄色の線を引いています。

上場直後に買った株主は含み損の状態です。仮に上場廃止が決定すると、株主の損益も確定します。

また、ワンダーコーポレーション、ハピンズ、ジーンズメイト時代の株主も多いでしょう。優待がなくなり、株価も上がることなく、ライザップの多角化失敗のツケを払わされました。

せめて、買取価格がもう少し上がるといいんですけどね。

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