REXTの上場廃止と株主の今後について
ワンダーコーポレーション、ハピンズ(HAPiNS)、ジーンズメイトの上場廃止と株主優待、株主の今後についての続きです。
2022年1月7日、ジャスダック上場のREXT(7697)が上場廃止を発表しました。
REXT(れくすと)はRIZAPグループ(2928)の上場子会社3社が経営統合し、2021年4月に新規上場した銘柄です。今回の発表により、上場から1年での廃止となります。
上場廃止日は2022年3月28日(月)、売買最終日は3月25日(金)です。
一般株主の保有株は1株400円で買い取りとなります。上場廃止以降、「400円×株数」の投資資金が戻ってきます。
(例1)株価400円×100株=4万円
(例2)株価400円×44株=17,600円
(例3)株価400円×52株=20,800円
3月7日(月)開催予定の臨時株主総会で承認されると実施されます。
REXTの今後の株価について
日付 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
1/7 | 279 | - |
1/11 | 359 | +80 |
1/12 | 400 | +41 |
1月11日終値359円。80円ストップ高です。今後、買取価格400円付近まで上昇し、何もなければ上場廃止まで横ばいが続く見込みです。
1月12日に買取価格に到達するでしょう。
REXTの株主の今後について
REXT週足チャート
週足チャートです。買取価格の水準に黄色の線を引いています。
上場直後に買った株主は含み損の状態です。仮に上場廃止が決定すると、株主の損益も確定します。
また、ワンダーコーポレーション、ハピンズ、ジーンズメイト時代の株主も多いでしょう。優待がなくなり、株価も上がることなく、ライザップの多角化失敗のツケを払わされました。
せめて、買取価格がもう少し上がるといいんですけどね。