タケエイとリバーホールディングスが経営統合を発表(2021年9月29日上場廃止)
2021年3月18日、東証1部上場のタケエイ(2151)と東証2部上場のリバーホールディングス(5690)は、経営統合による上場廃止を発表しました。
・両社は2021年9月29日上場廃止(10月に新会社が新規上場)
・タケエイ「1.24」、リバーホールディングス「1」
・タケエイ100株→新会社124株(10月1日以降)
・リバーホールディングス100株→新会社100株(10月1日以降)
両社は2021年9月29日(水)に上場廃止となり、10月1日(金)に新会社が上場する予定です。売買最終日は9月28日(火)です。
合併比率はタケエイ「1.24」、リバーホールディングス「1」です。
タケエイ1株につき新会社1.24株、リバーホールディングス1株につき新会社1株がそれぞれ割り当てられます。
両社の株価について
両社の株価は、「1.24」と「1」に近づくように動きます。
3月18日時点で、タケエイ1,298円、リバーホールディングス1,013円です。仮にタケエイが1,298円で動かないとすると、
タケエイとリバーホールディングスの比較
1,298円÷1.24≒1,046.77円
となり、リバーホールディングスは約34円割安となります。
ただし、タケエイの株価も動くので、
・タケエイ2,480円、リバーホールディングス2,000円
・タケエイ1,240円、リバーホールディングス1,000円
という組み合わせもあります。
両社の株主の今後について
タケエイとリバーホールディングスの株主は、上場廃止以降に保有株が新会社の株に換わります。
例えば、タケエイ100株は新会社124株です。リバーホールディングス100株は新会社100株です。
新会社は100株単位ですから、リバーホールディングスは今までと変わらず取引可能です。
ただし、タケエイの24株は単元未満株です。単元未満株はSBI証券やマネックス証券などのネット証券を利用すれば普通に売買できます。
単元未満株でも株数に応じて配当金がもらえます。
単元未満株を避けたい場合は9月28日までに保有株を売却して、別の銘柄に乗り換えます。または、新会社の上場後に単元未満株だけ売却することもできます。